【消防士採用試験】学科試験は取捨選択が合格への近道

消防士になるには

消防士採用試験において学科試験は

最も肝であり、一番力を入れるべきポイントです。

 

そこでこの記事では

  • 公務員試験、学科試験の科目とは
  • どの科目に重点を置くべきか
  • どの科目にどの程度時間を掛けるか

 

この記事を読み終わる頃には、

上記のポイントが整理でき、

学科試験の合格の近道がわかることでしょう。

合格の近道は文章理解と数的処理に時間を掛けることだ。

 

私は大学4年生のとき、東京消防庁、政令指定都市消防、市町村消防、県警察に合格しました。

現在は消防士新規採用試験に関わっています。

 

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科目はいっぱいですが…

科目はいっぱいありますが、取捨選択が必要です。

 

取捨選択とは…良い必要なものを取り、悪い不必要なものを捨てる

 

消防士採用試験は教養試験です。

教養試験とは、ほとんどが中学校、高校で習ってきたものばかりです。

文章理解(英語、現代文、古文)
数的推理(数的推理、判断推理)
社会科学(政治、法律、経済、社会)自然科学(物理、数学、科学、生物、地学)

自分科学(世界史、日本史、地理)

 

膨大な科目数に圧倒されるかもしれませんが、

消防士採用試験は公務員試験の中では

比較的優しい問題設定と言われています。

要するに勉強の苦手な人が受験するという意味でもあり、

少しでも対策を行ったものが合格する可能性が高いということにもなります。

 

では取捨選択をしながら見ていきます。

 

文章理解と数的処理

文章理解(英語、現代文、古文)

数的処理(数的推理、判断推理)

一般的に、消防士採用試験において問題数が多く、

配点の高い科目になります。

勉強していく科目としては最も対策しなければならない科目でしょう。

ここは数をこなすことをおすすめします。

同じような問題を見ることがあっても、

まず同じ問題であることはありません。

とくに数的処理は解き方を知らないと手も足も出ず、

全く解けないということにもなりますので、

解法を慣れておくこと、解法を記憶しておくことが重要です。

私は勉強時間の8割をこの2つの科目に割いていました。

ちなみに今回の記事作成にあたって職場の若手に聞いてみました。

ほとんどの若手が文章理解と数的処理を苦手としていました。

しかも、聞いてわかったのですが、

この2つの科目は勉強が苦手だった人ほど、ここの勉強をやっていません。

ということは、ここができるだけで一気に差をつけることができると考えています。

 

社会科学、自然科学、人文科学

残りの3割はこちらです。

社会科学(政治、法律、経済、社会)

自然科学(物理、数学、化学、生物)

人文科学(世界史、日本史、地理)

ここは中学や高校でやって来てない科目はかなり辛いでしょう。

範囲が広すぎて、何から手を付けていいかわからないですよね。

試験までの期間が少ない場合は捨てでいいでしょう。

先程の文章理解や数的処理に時間を割きましょう。

ただ、生物や地学は暗記だけで問題を解くことができるので、

直前まで暗記することをおすすめします。

たまたま前日見ておいたところがヒットすることはよくありました。

 

勉強の仕方

中学、高校と勉強してきた方は比較的楽に勉強が進むと思いますが、

受験勉強をあまりしてこなかった方や学生時代がかなり過去になってしまっている方には辛い戦いになると思います。

しかし、通常の公務員試験は国公立大や有名私立大出身者が受けることも結構多いですが、

消防士採用試験は高学歴の方々はあまり受験せず、ハードルは低いと考えていいでしょう。

諦めずに頑張りましょう。

 

まず手始めに消防士採用試験対策の本を購入されることをおすすめします。いきなり、国家公務員Ⅰ類や地方公務員上級などの本を選ぶと、レベルが高すぎて、時間を無駄にする可能性があります。

問題数は少ないですが、まんべんなく問題が載っており、

試験のイメージを掴むのには適しています。

その後は、文章理解と数的処理を重点にやっていくのがいいと思います。

国家公務員Ⅰ類や地方公務員上級の本も購入し勉強していましたが、

消防士採用試験でそこまで求められていなくて、国家Ⅲ類や地方初級位を購入したほうがレベルに合っていると感じました。

 

まとめ

消防士採用試験は公務員試験の中でも、問題のレベルは低いです。

また受験者のレベルもびっくりするほど高くないです。

やるべきことをやっていけば、合格を勝ち取れます。

文章理解と数的処理は問題数も多いため、一番対策に時間をかけるべきです。

解法への慣れと記憶を心がけましょう。

それ以外の科目はまんべんなく対策しましょう。

時間があれば得意科目を作ってしまうと得点源になります。

時間がない場合は生物と地学は暗記科目なので直前まで詰め込むと意外に点数がとれるでしょう。

 

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