消防士が教える使える「巻き結び」

巻き結びを制する者は 消防を制する消防学校のいろは

現役消防士、救急救命士の凜(@mappletour)です。

この消防士ブログで伝えたいこと
消防士を目指す方々の架け橋になりたい。

ここでは、巻き結びについて勉強しましょう!

消防のロープ結索は数多くあれども、災害現場や普段の生活で最も使う結索といえば

「巻き結び」です。

有名なもやい結びよりも使うといっても過言ではなく、

巻き結びを使いこなすことは、消防士として活動するうえでとても重要です。
ぜひここで巻き結びをマスターしていただきたいです。

「巻き結び」を制するものが、消防を制する

ロープ結索は消防の基本スキルとして覚えるのだが、その中でも「巻き結び」は靴ひもを結ぶ蝶結びくらい使うので、ぜひマスターしてほしい。

「巻き結び」の完成形

巻き結び

これが巻き結びだ!

消防における巻き結びの使用頻度は高い。

三連梯子の結着や水平梯子操法。日常の作業でも結構使うのだ。

「巻き結び」の結び方

「巻き結び」は結着するものに巻き付ける

巻き結び1

結着したいものに巻き付ける。

そしてクロスする。このクロスが巻き結びのポイントだ。

「巻き結び」のこの形を覚えるべし

巻き結び2

巻き結びはこの形を覚えよう!

消防は結び目はほどけないように、半結びを取る。

あとは半結び

巻き結び3

巻き結び4

これで巻き結びの完成だ。

「巻き結び」の特長

巻き結びは力の掛ける方向で、作る方向を変える。

言っている意味はまだ分からないかもしれないが、器具結索などでは重要となるのでぜひ理解してほしい。

右に引っ張りたい場合

巻き結び右

半結びを取ると分かりづらくなってしまうので、半結びなしで解説する。

画像は右に引っ張りたい場合の巻き結びだ。

右に引っ張りたいロープが端末側を押さえつけるように作用する。

対して悪い例は右に引っ張りたいロープが端末側に乗らずに結索部が開いてしまう。

いかにも弱そうだ。

巻き結びの左右の強さをマスターするには

巻き結びの左右をマスターする。

それは力を掛けたい方向と逆に巻き始める。

左方向に力を掛けたい場合は、最初に右へ巻く。

巻き結び1

右へ最初に巻けば・・・

巻き結び2

左に強い巻き結びの完成です。

消防士なら裏側からでも巻き結びをできるようにしよう

巻き結びに関しては、巻き結びを裏側から作る練習をしておくことをおすすめします。

練習しておかないとよっぽど器用な人しかできないと思います。

巻き結びは万能選手

巻き結びは、三連梯子の結着や梯子クレーンの結着など、消防訓練の基本操法の中で多用される。

さらに生活の中でも、巻き結びの登場する機会は多い。

輪を二つ作ります。

二つの輪を重ねます。

対象物に通します。

巻き結びの出来上がりです。

このような結索の方法もあります。