まさお
消防士採用試験で、有利になる資格ってあるんですか?
凛
そうだね。履歴書に書いてあって、おっ!!ってなる資格はあるよ。
特に救急救命士は受験する消防本部によってはすごい高いニーズがあるよ。
消防士採用試験で少しでも合格する可能性を上げるために、資格の取得をおすすめしたい。
受験資格のある資格もあるが、学歴や受験資格のないものもある。
今回、現役消防士で、現役救急救命士でもある私が消防士採用試験でライバルに差をつけるための資格を紹介する。
また、消防士になっても十分に役に立つので、参考にしてほしい。
※重要度を3段階で評価した
重要度☆☆☆
救急救命士
現状、消防組織において唯一の国家資格だ。
救急救命士採用枠を用意している自治体もあるし、学力試験さえ通れば、2次試験以降がいまいちでも採用を決めるところもあるとの噂だ。
消防士採用試験で最もライバルに差をつけることができるだろう。
2級自動車整備士
消防車はその特性上状況に合わせた車になっており、大抵何台も保有している。
常に完璧な状態が求められるので、整備士が受験したら、採用するに違いない。
重要度☆☆
予防技術検定
近年、消防署でも重要度が高まってきている資格だ。
大学生や専門学生でも受験することができ、当然持っていることは有利になるはずだ。
検定には、種類が3種類ある。
- 設備
- 危険物
- 査察
特に、消防の現場で働きたい人は、
査察がおすすめだ。
予防課で働きたい人は設備、危険物がおすすめだ。
潜水士
消防は水難事故に対応したチームをいる。そこで活躍したければ、あらかじめ潜水士の資格を取っておくといいだろう。履歴書に記載しておけば、あっと驚くであろう。
誰でも受かるような試験だ。
移動クレーン運転士
救助工作車にはクレーンを搭載しており、その操作を行うには、クレーンの免許が必要だ。
重要度☆
大型自動車免許、普通自動二輪免許
当然、消防士になれば必要となる免許だ。
大学生のうちに免許しておけば、履歴書にも記載できるし、同期からも一歩差をつけることができるぞ。
最近は赤バイを配備するところもあるので、自動二輪の免許も持っておくといいだろう。
消防設備士、危険物取扱者
どちらも受験資格などなくだれでもスキルアップできる資格だ。
消防士になりたい人は、持っておくと、便利だぞ。