面接で使える!消防士の志望動機

消防士の志望動機を考えよう消防士になるには

現役消防士、救急救命士の凜(@mappletour)です。

この消防士ブログで伝えたいこと
消防士を目指す方々の架け橋になりたい。

消防士採用試験の面接対策で「志望動機」を考えておくことは重要です。

面接ではほとんど必ず聞かれますし、試験官を「あっ!!」と驚かすくらいの説得力のある志望動機であれば面接試験を有利に進めることができるでしょう。

この記事では消防採用試験担当者であるわたしが消防士採用試験を受験予定の方に、面接で使える志望動機の作り方やコツを以下のように整理しお伝えします。

  • 志望動機はあなたの名刺です
  • 志望動機にタブーはありません
  • 志望動機は簡潔に整理しておきましょう
  • 理想は試験官にあなたが「消防士になった姿」を想像させることです

 

スポンサーリンク

消防士採用試験と志望動機

消防士になりたい

消防士採用試験でなくとも、面接試験では志望動機は最も重要です。

当然そのことは常識で、最も受験生を悩ますのではないでしょうか。

消防士になりたい人はなんとなく消防士になりたいという人は少なく、ありきたりな志望動機を述べても

他の受験生に埋もれてしまうんではないか

という不安を感じる方も見えるんではないでしょうか。

凛

確かにありきたりな「人の役に立ちたい」だとか「困っている人を助けたい」だとかちょっと聞き飽きてます・・・

確かにありふれた動機でもいいですが、志望動機はあなたの名刺代わりです。

試験官にあなたを認識させ、いっしょに働く消防士として採用したいと思わせなければなりません。

今は明確で説得力のある志望動機がなくとも、今から自分の気持ちを整理し自分が消防士になった姿を想像することで「消防士採用試験で使える志望動機」を作りましょう。

 

志望動機は「消防士としての姿を想像させる」

想像

消防士採用試験に合格するためには、試験官にあなたを認識させ、いっしょに働く消防士として採用したいと思わせなければなりません。

面接試験で「なんで消防士になりたいのですか?」を聞かれ、シドロモドロになっている受験生にはノーチャンスです。

そこで試験官に消防士としての姿を想像させるような志望動機をいかにして作るのか。

未来の自分の姿を明確に想像する
当然ですがこれしかありません。
では「未来の自分の姿」について具体的に説明します。

未来の自分の姿とは、5年後どんな消防士になっていたいか

ここでいう「未来の自分の姿」は5年後の姿です。

5年後というと早い人で、消防士長になり消防車や救急車の隊長になる人も出てくる経験年数です。

消防士になって5年後、どんな活動をしたいのか、どんな消防士になりたいのか
ということです。

例えば、

  • 救助課程に行き、救助隊員になりたい
  • 救急救命士になり、救急のエキスパートのなりたい
  • 予防課に行き、予防の観点から消防に貢献したい
  • 後輩に頼られ、市民から頼られる消防士になりたい

など、いろいろあるんではないでしょうか。

一般的に消防士の志望動機と聞かれると、なぜ消防士になろうと思ったのかを語るイメージではないですか?

  • 父が消防士なので、その姿に憧れました
  • 火事や救助現場で活躍する消防士の姿に憧れました
  • 人の役に立つ仕事がしたい

しかし、消防士採用試験の面接で試験官に志望動機を伝えるうえで重要なのは、「なぜ消防士になろうと思った」のか伝えるだけでなく、

どんな消防士になりたいのか
を明確に伝える必要があります。
これを語れないと、試験官は「あなたの消防士としての姿」を想像できないでしょう。

消防士になろうとしたきっかけ

たしかに「どんな消防士になりたいか」だけでも説得力にかけますよね。

「どんな消防士になりたいか」を未来の自分とすると、

「なぜ消防士になろうと思ったのか」が過去の自分。

過去の自分と未来の自分をつなぐことができれば、説得力のある明確な志望動機になります。

つまり、

受験者が話す「どんな消防士になりたいか」と「なぜ消防士になろうと思ったのか」が結びついている
これができれば、試験官は「あなたの消防士としての姿」を想像でき、なぜそのような姿を想像できるかの背景まで想像できるのです。
これがつながってこないと試験官は薄っぺらいありきたりな志望動機を感じかねません。
「なぜ消防士になろうと思ったのか」をしっかり言える人は、5年後の自分の姿を想像してみてください。
自然と「どんな消防士になりたいか」が浮かんでくるのではありませんか。
逆に「どんな消防士になりたいか」をしっかり言える人は、未来の自分の姿を想像できるようになったキッカケを探してみましょう。
志望動機は、過去の自分と未来の自分をつなぐことで説得力が増します。

志望動機は簡潔に整理しておこう

簡潔

志望動機は絶対聞かれることでしょう。

面接日が近づいてきたら文章化しておくことをオススメします。

志望動機を話す順序は「未来から過去へ」です

志望動機を話すときに重要なことは

志望動機を「未来から過去へ」で話す
ということです。
試験官の質問は志望動機ですが、本当に知りたいのは「あなたの消防士としての姿」です。
「消防士としての姿」を聞きたくて、志望動機を聞いているのです。

「未来から過去へ」で話す志望動機例

未来
消防士を志望したのは、救急救命士になって市民に心肺蘇生を教えたいからです。
救命率を上げることもそうですが、困っている人に手を貸せる優しい市民を増やしていきたいと考えたからです。
過去中学生のころ、路上で倒れている人を発見しました。自分は知識も技術もなくただ見てるしかできなかったのです。もしそこで手を貸せるだけの知識と技術があればと思いました。
こんな形で未来と過去を繋げていくと、志望動機に説得力が増すでしょう。

消防士採用試験で地元以外を受験する際の志望動機

消防士採用試験受験者で当然地元以外の市町村を受けることもあるでしょう。

しかし、心配することはありません。

消防士になりたい気持ちが強ければ強いほど、働く場所にこだわりはないものです。

まずは前述の通り、試験官にあなたが消防士になったときの姿を想像させることが重要です。

しかし、採用する側に人間にとっては確かに地元以外の受験者に懐疑的な見方はあるでしょう。

それは数年働いて1人前になったら、地元を再受験して退職してしまうんではないかと言う心配です。

それは聞かれた際本当のことを言うかどうかの正解はありませんが、なぜこの消防本部を受験するかはスラスラ言えるようにしておきましょうね。

まとめ:消防士採用試験で「説得力のある志望動機」は合格への道

まとめ

以上、今回は消防士採用試験を攻略するために必要な「志望動機」の作り方について、作り方とコツをお伝えしました。

  • 志望動機はあなたの名刺です
  • 志望動機にタブーはありません
  • 志望動機は簡潔に整理しておきましょう
  • 理想は試験官にあなたが「消防士になった姿」を想像させることです

消防士採用試験、面接試験において「説得力のある志望動機」は強力な合格への近道になります。

志望動機を固めるのに試行錯誤が必要で、いろいろ迷うことも多いかもしれません。

それでも「明確で説得力のある志望動機」を作り上げてください。

確実に消防士採用試験の合格率をアップさせます。

そして消防士になったときに「志望動機」がつらいときや苦しいときに心の支えとなり、モチベーションとなります。

「志望動機」を必死に考えることは、今までの人生の過去を思い出し、未来を想像するのです。

凛

がんばれ!!

コメント