現役消防士、救急救命士の凜(@mappletour)です。
今回の記事は以下のことをまとめていきます。
- 消防士採用試験で面接試験までたどり着くけど、そこで不合格になってしまう
- 面接試験で不合格になる理由がわからない
- 落ちる理由を知ることで合格へのチャンスを掴みたい
消防士採用試験において、面接試験は重要です。
それはなぜか?
消防士という仕事は、仕事内容が特殊で、消防士へ転職した場合すぐ一人前ということがありません。
一人前にするのに時間が掛かるので、途中で辞めてしまう人間を採用してしまうと、今後の人員確保の面でも後手に回ってしまう可能性があります。
試験官は長く働いてくれる優秀な人材を面接で見つけたいと思っているため、近年では特に面接の比重が高まっているのです。
イメージとしては学科試験や体力試験で最低限に満たないものをふるいにかけ、一度リセットし面接試験で選ぶという感じでしょうか。
面接試験で落ちてしまう理由はいろいろありますが、心掛け一つでも直せるものは確かに存在します。
今回は面接試験で落ちる理由と心掛けるポイントを上げていきます。
面接試験は見た目です
消防士はバカバカしく思うかもしれないけれど、異常に見た目の整頓にはこだわります。
特に消防学校時代には厳しく鍛えられ、それが体に染み込んでいるのです。
そんな消防士の面接官はどうしてもそのレベルに満たないものが気になってしょうがないのです。
例えば、ネクタイが曲がっている。
はい、腕立て10回。
靴が磨いてない。
はい、腕立て10回。
なんて心のなかでおもってしまうのです。
これで何個も心のなかで指摘されてしまうような受験生は間違いなく、ない、といった形になってしまいます。
見た目についてまとめた記事を参考にしてください。
志望動機がはっきりしない
なぜ消防士になろうとしたの?
という問いに対して、スラスラ自分の考えが言えない場合は不合格です。
消防士は普通の人が近づけない火事の現場や救助、救急現場で活動します。
そのため厳しい訓練や困難な現場では精神的な強さが求められます。
また公務員として市民の期待応えるために日々の訓練は欠かせません。
こういった消防士を気持ちを支えるのは、なぜ消防士になろうと思ったのか?動機が支えてくれているとは言っても過言ではありません。
そんな志望動機を聞かれたときに、シドロモドロになってしまうと、こいつは今後厳しい現場や訓練に耐えられるのかなと不安に思われてしまいかねません。
志望動機についてまとめたので参考にしてください。
返事の声が小さい人
消防の仕事において、声を出すということは重要です。
声は安全を確認するものであったり、隊員の存在を確認するものであったり、さまざまな理由で声を出すように指導されます。
面接試験において、覇気のない返事をする者は不合格になってしまいます。
ただし、やみくもに大声で返事をすればいいわけではありません。
TPOに応じて声の大きさを変えましょう。
お腹に力を入れ、短く返事をすればいいでしょう。
まとめ 面接で落ちる理由は簡単に直せる
私のように面接官をしているものから言わせてもらうと、本当のあなたを引き出すために質問を投げかけます。
なのでここではいい印象を受けるような言葉やアドバイスはしません。
あなたの本質が見たいのです。
あなたの消防士になりたいという気持ちをぶつけてください。
緊張していても、言葉がうまく出てきてなくても、消防士になりたいという気持ちが強い人はわかります。
ここであげたものは、あなたの本質以外のところで気をつける点です。
こういうところでマイナスイメージを持たれるのは損です。
簡単に直せるものですから、ぜひよく読んで対策してくださいね。
コメント