現役消防士、救急救命士の凜(@mappletour)です。
今回は、地元以外で消防士を目指すために必要な説得力のある志望動機の作り方を紹介します。
実はわたしも地元以外の消防を受け、現在も市外から通勤しています。
わたしも現在勤務している消防の面接を受ける際、こんなことで悩んでいました。
- 思い入れのない市町の志望動機ってどうしたらいいんだろう?
- 本やサイトを参考に志望動機を作ったけど、ありふれて印象に残らないんじゃないか?
- この志望動機で熱意は伝わるんだろう?
確かになんでここを受けたの?って聞かれたとき、本当にその志望動機で伝わるのだろうか?って思いますよね。
今回、地元以外を受けたい方々に少しでも参考になるように、以下の内容でまとめました。
- 地元以外を受験し消防士になった職員のインタビュー
- 採用試験担当者として、どういうこと志望動機が印象に残るか
志望動機を考える上で参考にしていただけたらと思います。
地元以外で消防士に、志望動機をどうやって考えたか聞いてみた
インタビューをした職員は、受けた市町村に縁をゆかりもなく、ただ日程が空いていたので受験した。
他の消防も合格したらしいが、なぜかここを選んだらしい…。
採用の4月から一人暮らしを始め、現在3年目の職員である。
地元以外って不利になる?
地元以外を受験するにあたって、不安はなかった?
ありましたね。
例えば、地元であれば地元の街を守りたい!なんて志望動機をできるけど、今回受験のために初めて来たような場合だとそんなこと言えないですしね(笑)
具体的に何か志望動機は建てたの?
なんでここを受けたの?って聞かれたときは、正直に話しました。
たまたま日程があったとか…
でもなんで消防士になりたいのか?についての質問にはしっかり答えようと思っていました。
確かに採用試験を行う側からすれば、地元がどこであれ、情熱ややる気があり、優秀な人を採用したいってのが本音だよね。
消防士になりたい気持ちに出身は関係ない
どうしても消防士になりたいと考えていたので、日程などを加味して、いろいろな消防を併願受験していました。
なので、地元愛などを語るよりもなぜ消防士になりたいか消防士としてどんな仕事をしたいかを意識して動機を語りました。
それはいいかもしれないね。
インタビューをまとめると…
- 「なぜここを受けたのか?」と聞かれたら、本当のことを話せばいいんじゃないか。
- それよりも消防士になりたい理由や消防士としてやりたい仕事に関することで熱意を伝えた方がいいんじゃないか。
採用試験担当者が気になる受験者の志望動機
面接や履歴書をチェックすることもあるが、どんな志望動機が印象に残るのか、自分自身を分析してみた。
地域愛を語る志望動機は印象に残らない・・・むしろ・・・
消防士は公務員。公務員は市民のために働く職業。
そのため、例えば
- 小さいころから住んでいるから・・・
- 地元に貢献したい・・・
そういう志望動機は簡単に思いつくし、実際面接や履歴書に書いてあるケースは多い。
しかし、そういうのってありふれいていて全然印象に残らないんだよ。
消防士はグローバル化が進んでいる
東京消防庁をみればわかるが、全国で試験をしているので全国から優秀な人材をかき集めたいという想いの現れだ。
優秀な人材を集めようと考えれば考えるほど出身地は関係ない。
今から30年くらい前は公務員は全体的に人気がなく、地元就職が多かったらしい。
今はそんな時代ではない、目的があって公務員、消防士になる時代だ。
とくに市役所採用や県庁の職員であれば、わかるが消防士は消防の仕事がしたくて就職試験に挑むわけだから、消防士になりたい理由を語ればいいんだよ。
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