消防士になりたい方。こんな疑問ありませんか?
今回の記事は以下の悩みを持っている方におすすめです!
倍率が高いけど、自分でも合格できるかなぁ…
自治体によってはかなり高い倍率のところもありますよね…
試験の内容ってどんな感じなの?
体力には自信があるけど、勉強は…
勉強に自信はあるけど、体力は…
この記事では、消防士採用試験の受かり方をギュッと濃縮してお伝えします。
私は現在救急救命士の若手指導や救急救命士枠の採用試験を担当しています。
私は大学四年生の頃、東京消防庁、政令指定都市消防、市町村消防、県警察に合格。
第一志望は地元の市町村消防本部を目指していました。
合格するためにやっていたことと言えば、本屋で買ってきた参考書をひたすらやるだけ。
面接や体力に自信がないくせに体力試験の対策もほとんどやらずでした。
そもそも当時、消防の採用試験の情報は少なかったからです。
特に私は運動音痴で帰宅部でしたので、体力試験の内容にはかなり怯えていました。
ただ消防士採用試験は、がむしゃらにやるだけでなく押さえるべきポイントは確実にあります。
その時のノウハウ、また現在の採用試験の攻略法を公開したいと思っています。
これを心がければ難易度はグッと下がるのではないでしょうか。
消防士になりたいのなら、鍛えるのは体じゃなくて頭だ!!
消防士採用試験はほとんどの場合、
1次試験は学力試験
2次試験に体力試験
3次試験に面接です。
つまり、
学力試験でいい点を取らないと次に進めない。
ということです。
確かに消防士は体力に自信のある方が受験することが多いと思いますが、試験の最初の関門は学力試験ですよね。
特に倍率が高いほど、1次試験で絞り込まれる可能性が高いです。
その理由は体力試験は時間が掛かるので、人数を減らしておきたいという消防側の思惑もあります。。
つまりどんなに体力的に優秀でも、学力試験を切り抜けなければ、採用に漕ぎ着けないということがわかるでしょう。
消防士になりたいのなら、服装、髪型、あいさつに気合いをいれろ!!
消防士は今だに体育会系色が強い職場です。
自然と服装や髪型、あいさつができるかをチェックしてしまいます。
とにかく第一印象が重要で、それは面接のない学力試験でも体力試験でも同じです。
消防士になりたいのなら、資格をとれ!!
まだ時間に猶予があるなら救急救命士を取得を選択肢に入れると良いでしょう。
救急救命士を現役消防士で養成となると現場経験が必要です。
またさらに半年間、職場を離れ研修を受ける必要があり、人員の確保や予算の確保が迫られます。
しかし、救急救命士を持っている人を採用すれば、時間とお金を解決することができます。
そこで小さい市町や財政の厳しいところは積極的に採用しています。
また一般の採用枠にプラスして救急救命士枠での採用枠を用意するところがあります。
その採用枠は倍率が下がる傾向にあるのでオススメです。
あとは2級自動車整備士は重宝されます。
消防車両は365日24時間稼働できる状態にするにあたり、異変への速やかな対応が迫られます
整備士の存在が市民を安心させることにも繋がるでしょう。
消防士になりたいのなら、試験に慣れろ!!
本命消防の前に、東京、政令都市などを片っ端から受けることをオススメします。
公務員試験は大学受験と違って、受験料はありません。
学科試験や体力試験を実際に受けるいい機会だから、練習のつもりで受けてみるといいと思います。
実際の緊張感から今後の課題が見つかることもあるでしょう。
体力は入ってからでオッケー!!
体力がなければ消防士になれないと思っているかもしれないが、それは間違いです。
体力試験では消防士としての最低限の体力を見る、肉体的に障害が隠れていないかをチェックするという意味合いが強いです。
どちらにしても入ってから体を鍛える機会はいくらでもあるし、実際に懸垂が一回しかできなくても採用されています。
体力を鍛える暇があったら、とにかく勉強だ。