現役消防士、救急救命士の凜(@mappletour)です。
4月から消防士になることが決まった方おめでとうございます。
前回は「消防学校入校までにやっておくこと」をまとめましたが、今回は「消防学校入校までに用意しておくもの」をまとめていきます。
あらかじめなぜ消防学校入校までに用意しておくものを知っておく必要があるのか。
以下の点が挙げられます。
- 4月1日から働き始め、その2、3日後に消防学校へ入校するので必要物品の提示が入校ギリギリになることが多い
- そもそも提示されるものは必要最低限のものであって、快適に過ごすためのものではない
- 先輩に消防学校で必要なものを聞いている時間がない
わたしが消防学校へ行ったときは右も左もわからないまま入校の日をむかえました。
6か月も過ごせば、各週末を利用して徐々に快適に過ごすためにものをそろえていきましたが、当然最初から快適に過ごしたいですよね。
今回の記事はあのときの自分へのメッセージでもあります。
ではご覧ください。
各学校で違いがあると思われますので注意してください。
消防学校を快適に過ごす?
まず消防学校を快適に過ごすために、学校の特殊性について知りましょう。
- 月~金曜日まで全寮制です。
- 6人程度班部屋+寝るときは個室が多いようです。(わたしは6人部屋で雑魚寝でした)
- 昼間は訓練や授業で追われます。時間も厳守です。
- 夜は22時頃就寝。朝は6時半ごろ起床です。
- 朝昼晩食堂で食事をとります。
- 梅雨、夏を過ごすので暑さ対策は必須です。
快適とは
心身に不快に感じられるところがなく気持ちがいいこと。ぐあいがよくてこころよいこと。
では用意しておくとここちよく消防学校を過ごせるものを紹介してきます。
消防学校を快適に過ごすために用意しておくもの
形態安定加工されたカッターシャツ
消防学校に入校すると「礼式」という授業があります。
礼式は
ほとんどの場合、制服と制帽を着て実施します。
ここで必要となるのがカッターシャツです。
この礼式では、制服をしっかり着こなすことも求められ、髪型やひげなども指摘を受けます。
当然カッターシャツも例外ではなく、首筋が汚れているだけで腕立て伏せです。
そのためわたしはカッターシャツを5枚用意し、毎日変えて授業に臨んでいました。
こうすると学校にいるときに洗わなくて済み、土日に洗って用意しておくことができます。
形態安定加工したものをおススメする理由として、平日着たものをクチャクチャにして土日に持って帰っても、洗濯すればほとんどしわになりません。
そしてアイロンを軽くあてるだけで持っていけるからです。
電波ソーラー腕時計 GW-M5610-1JF
消防学校は時間がタイトで厳しいです。
特に序盤は慣れていないとか、無駄に怒られたりして休憩時間がどんどん削られていきます。
集合時間に訓練の準備を済ませておくとか絶対間に合わないような時間を設定されることも、まぁよくあります。
そこで腕時計は必須です。
時間は教官の腕時計の時間で決められます。
要するに教官=消防士はほとんど電波時計を愛用しているのです。
GW-M5610-1JFは消防士の中で(当社比)最も使われている腕時計です。
理由は以下の通り、
- 電波ソーラーであること(活動時間の記録のため)
- 防水性能が高いこと(放水で濡れる)
- 安いこと
- 薄くて小型であること(防火衣の袖口で邪魔にならない)
当然わたしも消防学校のときかた愛用中です。
モバイルバッテリー Anker PowerCore Fusion 5000
授業や訓練が終わったあとは、自由時間です。
勉強や明日に向けての訓練もやりますが、息抜きを必要ですよね。
消防学校はスマホを平日取り上げられることはないので有効活用しましょう。
Anker PowerCore Fusion 5000はモバイルバッテリーとUSB急速充電器のハイブリットです。
通常それぞれ持って行かないといけないところ、これは充電コードとPowerCoreだけで十分です。
荷物が減るのが最大のメリットです。
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これ、命を守るために必要です。
消防学校は梅雨、夏を過ごします。
当然、猛暑の中、防火衣を着て火災戦闘訓練もありますし、防火衣を着て走ることもあります。
猛暑日にロープを渡ることもあるでしょう。
そこで水分補給は必須です。
- 2Lペットボトルで5日分の水分を持ち込むのは量が多くて大変。
- ペットボトルと水道水さえあれば作れる。
- 濃度を自由に変えられる。
一番の理由は2Lペットボトルで5日分の水分を持ち込むのは量が多くて大変だからです。
一番熱い時期は一日4リットルくらい飲んでいたので、1週間で10本です。
20キロを持って消防学校に行くのは大変すぎます。
制汗剤 特に冷たいやつがいいです
男の共同部屋です。
午前中の訓練の後シャワーとか浴びることはできないので、こういったものでニオイとベタベタ感に対して対策していました。
暑さをしのぐためにも有効です。
今後も追加していきます。
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