消防士になってよかった?現役消防士にやりがいを聞いてみた

消防士のやりがいって?消防士の仕事

現役消防士、救急救命士の凜(@mappletour)です。

この消防士ブログで伝えたいこと
消防士を目指す方々の架け橋になりたい。

今回、同僚の消防士にこんなことを聞いてみました。

「消防士になってよかったですか?」

現役消防士が消防士という職業にどんな魅力を感じ、やりがいを感じているのかまとめてみました。

調査対象は

  • 同じ消防本部の同僚
  • 消防学校の同期
  • 救命士大学時代の同期

など、おおよそ100人。

大学時代の同期は全国各地で消防士になったので、日本の消防士の傾向がわかっていただけるのではないでしょうか。

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人の命に関われる仕事

これが一番多く聞かれたやりがいです。

人の役に立つ仕事をしたい。

困っている人を助けたい。

命を救いたい。

こういう想いに直接関われる仕事が消防士の仕事の本質かもしれません。

特に火災現場では、消防士が助けることができない=誰も助けることができない。

消防士以上のプロはいないのです。

そういった現場で要救助者を助けたときなど人命救助に成功したときに達成感を感じ、魅力を感じそうです。

そういった世界で働くことが消防士のやりがいの大部分を占めるのかもしれません。

しかし、命に直結する仕事のため常に緊張感やプレッシャーを感じることもあるそうです。

市民から感謝される仕事

消防士は市民の安全安心を守る仕事です。

火事で消火が成功したときや救急で搬送したあとに、感謝されることが多く、直接お礼を言われたときは消防士としての仕事に誇りややりがいを感じると多くの人が答えてくれました。

「ありがとう」

「助かりました」

という言葉を直接聞ける仕事です。

報われないことが多いけれど…

この意見は救急救命士として、救急の第一線で活躍している人に多く聞かれたものです。

例えば心肺停止状態の傷病者はほとんどの場合助かりません。

その命を繋ぎ止めるために様々な努力をします。

自分たちの救急技術を高めること。

突然倒れた瞬間から市民の方々に応急手当をしていただけるよう、市民に対して救急指導をしていること。

少しでも早く傷病者のところに行けるように非番の日に、道を覚える努力をしていること。

さまざまなことをやっても救えるのは数パーセントです。

それでも社会復帰し、前と同じ生活に戻ったと聞くと、そのすべてが報われるそうです。

消防士のやりがいとは

消防士は常に緊張感やプレッシャーと戦っています。

時には悲惨な現場や自分の身が危険にさらされることあるでしょう。

努力が報われず、尊い命が目の前からいなくこともあるでしょう。

しかし、命を守るという仕事を達成したとき、心の底から消防士になってよかったと思います。

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